【令和5年度 農泊支援助成ツアー】山県古民家ちごのもり
2023年4月17日より「農泊支援助成金」の申請受付がスタートしました。
「農泊支援助成金」は、農山村に滞在して田舎の魅力を体験する農山漁村滞在型旅行を実施する地域に、その資金の一部を支援する制度です。
今回、こちらの制度を活用し、農泊ツアーを企画された山県市の「山県古民家ちごのもり」さんの、1日目の様子を取材させていただきました。
6月下旬、曇りの予報でしたがとても良い天気に恵まれました。
リピーターの方がお友達を連れて県内や愛知県から3名、そして県内の親子連れの方5名が参加されました。
梅のさしす漬け体験
「さしす漬け」とは、完熟梅を砂糖(さ)、塩(し)、酢(す)に漬けるという漬け方。
カビにくく、梅干しはもちろん、漬け汁は調味料として料理に役立ちます。
先ずは、梅のヘタを取り除きます。
ヘタは簡単にポロポロと取れて、気が付けば皆さん無言で黙々と作業されていました。
「梅から桃の香りがする・・」
梅も桃も同じバラ科だからなのでしょうか、この時期の完熟梅は桃のあまい香りがして、とても幸せな気分になります。
全てのヘタを取ったら、梅を洗います。
お天気にも恵まれ、水洗いの作業も気持ちよさそうです。
洗い終えたら梅の水気を拭き取り、 砂糖(さ)、塩(し)、酢(す) を入れて仕込みは終了!
みんなで作業すると楽しくて簡単にできてしまいました!
この後、夏の土用のころに漬かった梅を取り出し、3日3晩天日に干すと「梅干し」に、残った漬け汁は「さしす」となります。
しばらく寝かせて完成を待ちます。
昼食は、おかみさん手作りの朴葉寿司や鹿肉のメンチカツ、山菜と野菜の煮つけなどの郷土料理が振る舞われました。
参加者の皆さんは、珍しさやその美味しさに感動している様子でした。
赤紫蘇ジュース作り・野菜収穫・カレー作り
今が旬の「赤紫蘇 」。
栄養価が高く、疲れ目や視力の向上、アレルギー予防効果や、美肌、整腸、ダイエットなど様々な効能があると言われています。
疲労回復力に優れ、食欲促進の効果があり、夏バテ防止にピッタリの「赤紫蘇ジュース」を作りました。
作り方はとても簡単。お水、砂糖などを入れて煮込めば赤紫蘇ジュースの完成。
こちらを水や炭酸水などで割って飲みます。
甘酸っぱくサッパリとしていて、暑い日にはピッタリの栄養満点のドリンクです!
続いて、畑へ移動。
夕食のカレーの具材となる野菜を収穫します。
子供たちは土に埋まっているジャガイモを見つけて、
「あった!あった!メチャ大きい!!」と、とても楽しそうに掘っていました。
この後、収穫したジャガイモをポテトチップにしたり、玉ねぎなどの野菜を入れてカレーを作り、美味しくいただきました。
取材当日は、日差しは強かったのですが蒸し暑さはなく、風がここちよくさわやかな気候でした。
「ちごのもり」は車の往来もなく、鳥のさえずりがBGMとなり青々とした山に囲まれたのどかな場所にあります。
体験メニューも豊富で大自然の中、さまざまな”田舎暮らし体験”をすることができます。
古民家で自然や文化に触れリフレッシュしてみたい方は、「ちごのもり」へお問合せください!
山県古民家ちごのもり
住所:岐阜県山県市葛原2787
TEL:090-7850-4737(田中)
HP:https://chigonomori.com/
農泊支援助成金について
「農泊支援助成金」の申請受付がスタートし、3ヶ月ほど経ちました。
現在、申請団体は7団体となりました。
まだ申請枠はございますが、先着順で定員数に達し次第締め切りとなりますので、申請はお早めにどうぞ!
わからないことなどございましたら、「ぎふの田舎へいこう!推進協議会」までお問い合わせください。
農泊支援助成金制度
https://gifuina.com/farm_stay_experience/p-7224/
お問い合わせ先
「ぎふの田舎へいこう!」推進協議会
電話 0575-87-0128(平日9時~17時)
FAX 0575-87-0131
メール gifuina@gmail.com
住所 岐阜県郡上市明宝二間手606-1 郡上市役所明宝庁舎内