【中濃地域】宝暦みそ 畑中商店

歴史ある郡上の味噌づくりを体験!みんなで作ると楽しいね。

みそ作り体験へ行ってきました!

味噌や甘酒などを販売

畑中商店の糀みそ

今回は郡上市大和町にある畑中商店さんへお邪魔しました。
郡上に古くから伝わる製法で「田舎の味」を守り続けています。

出迎えてくださった畑中さんは、マスクをしていても肌がツヤツヤしていることがわかるほど。
「お肌キレイですね~」と声をかけると、マスクを外し満面の笑みでツルツルピカピカのお肌を披露してくださいました!
発酵食の美肌効果は本当だった!!

畑中商店では、麴の原料に大麦を炒って粉砕した香煎(コウセン)を使用し、原料の大豆、合わせる大麦、小麦、塩、米麹すべて国産のものを使用。
伝統的に郡上で受け継がれてきた製法で仕込みをし、みそ麹を仕込んだ後は、気温とともに自然の力で発酵・熟成させる”自然醸造”で作っています。
微生物が醸し出す数々の生成物(生きた菌)を、そのまま体内に取り入れることができ、また絶えず発酵し続けるので、熟成の時期によって味の変化も楽しめます。

説明を受けます
麹をほぐしています
大豆を入れます

今回は、一般的な味噌づくりといえばこれ!といわれる「糀みそ」と、郡上味噌「地みそ」の2種類の味噌仕込みにチャレンジ!

まずは「糀みそ」を作ります。
材料は、米麹、大豆、水、塩とシンプル。
麹をほぐし、大豆、塩、水を入れて揉みこむように、染み込ませるように混ぜていきます。

材料を合わせていきます
”無”になって混ぜます
味噌玉を作ります

だんだんと口数も減り、”無”になり作業を続けます。
ほどよく混ざったら、材料を丸めて容器に入れ、空気が入らないように(空気が入るとカビが生えてしまうので)こぶしに力を込めて、押しながら平らにしていきます。

味噌玉をつぶします
容器のふちをきれいに拭き取り
ぴったりとラップをします

容器のふちをきれいに拭き取り、空気が入らないようにぴったりとラップをし、蓋をして仕込みは完成!
地味ではあるけれど、簡単でみんなと作業すると楽しい!

豆麹と塩
水を入れて混ぜます
優しく混ぜていきます

次に、「地みそ」を作ります。
全麹の豆麹は納豆でもない、きな粉でもない独特な香りで米麹とは全くのベツモノ。
豆麹と塩を軽く手で混ぜ、麹の倍以上の水を入れて混ぜます。
混ぜ終えたら容器のふちをきれいに拭き取り、ラップをして仕込み完成!

数ヶ月経った糀みそ
味噌づくりに欠かせない材料
文字が浮き出るオリジナル手ぬぐい

仕込み作業が終わった後は、家に持ち帰った後に行う作業などを教えていただきました。
郡上味噌がどのようにしてできたのか、昔の味噌づくりの話、なぜ大麦を入れるのか・・など話が止まらず、質問が止まらず、気がつけば所要時間1時間を過ぎ、2時間以上滞在していました!
知識豊富でお話上手な先生のおかげで、とても楽しい味噌づくり体験となりました。

郡上味噌は味わいや風味だけではなく、ストーリー性や独特な材料、手法にも奥深さを感じました。
1年間自分で育て(ほとんど放置ですが)出来上がりを楽しみに待ちたいと思います♪
畑中商店では、味噌づくりのほかにも、みそ煮のワークショップも行っていますので、気になる方はぜひお問合せ下さい!

開催期間

11~5月
毎週水・土・日曜日にワークショップを開催。
それ以外の曜日はご相談ください。

地みそ・糀みそのキロ数とお値段

初心者キット(出来上がり約1.7kg)
・プラスチック製容器付き 2,500円
・容器持ち込みの場合 2,000円

約3kg 3,000円、 約4kg 4,000円、 約5kg 5,000円、 約6kg 6,000円
約7kg 7,000円、 約8kg 8,000円、 約9kg 9,000円、 約10kg 10,000円

容器(プラスチック製)のお値段

3~4kg 700円、5~9kg 900円、10kg 1,000円

所要時間

1時間ほど

持ち物

持ち物はエプロン、 三角巾(ターバン、帽子、手拭いでも) マスク、筆記具、メモ帳

予約の要不要

約2週間前までにご連絡ください。(材料準備のため)

※当日ご都合が悪い場合でも、キャンセル料は発生いたしません。
※申し込みの際には【お名前・連絡先・希望の日にちと時間・人数・味噌の種類・キロ数】をお知らせください。

施設情報

宝暦みそ 畑中商店

住所 岐阜県郡上市大和町万場2070
電話 0575-88-2456
Facebook https://www.facebook.com/
Instagram https://www.instagram.com/houreki50/?hl=ja

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