第5回全国農泊ネットワーク滋賀・京都大会のお知らせ
越境連携とコモンズの新展開 -多様な人材の活用と農泊の新展開を視野に-
葛川・久多・朽木(滋賀県・京都府)を舞台に、全国の皆さんと一緒に、それぞれの実践の成果と課題を共有することを目的に、下記の要領で第5回大会を実施いたします。
会場となるのは、福井県小浜市から京都市出町柳へ通じる旧鯖街道沿線に位置する、滋賀県高島市朽木地域です。
特に葛川地域では、若い世代も含めて多様な外部人材が参入・居住し、地域住民とともに地域づくりに取り組んでいます。そして、限界集落の危機も脱しました。そうした動きの背景には何があるのか、また外部人材と地域住民が共に地域の課題を見つめ、農泊の未来を一緒に考えていきます。
●大会開催趣旨
転換期にある農泊実践の持続化の課題の下に、確かな実践を次世代に繋ぎ、現役世代の実践者が、これまでの実践の原点に返り、その意義と課題をしっかりと見据えるために、農泊推進の最新実践地域に集結して、多様な収益の確保と多彩な人材の参入を実現するには、何をなすべきかを学び直すことを目的に、全国の農泊先進地の実践者を対象に募集します。
(一社)日本ファームステイ協会の、「農泊品質評価」事業の趣旨を理解するため、品質評価の目的と概念、その意義、具体的評価方法の標準化に関する座学と共に、多様な農泊実践の品質向上の意義を学び直します。また、人吉で蓄積されてきた「もったいない精神」を基本とした地域の確かな食材の活用や、ビーガン食やハラール食等の海外の食文化を踏まえた、多様な食の提供と農の営みとの接点を活かすビジネス化の課題を探ります。
さらに、「グリーン・ツーリズム第1世代」の熟年層が、生涯現役で、「X・Y・Z世代」(20代~60代)へのバトンタッチをしっかりするために、現地葛川地域における外部参入者の「限界集落」突破の現状を学び、世代間交流と集落の内外交流の意義と課題について、具体的に学びあいたいと思います。
最後に、九州地域で展開を遂げつつある「シン農泊」の新たな発展型として、高齢者ケアと農泊を繋ぐ「農医連携」による高齢化社会における終末ケアの可能性についても期待されます。
いずれ大会開催地は、京都の奥座敷という地勢が、オーバーツーリズムに陥らない確かな農泊実践の可能性を秘めており、他の実践地域における農泊の新規性の学びの素材として、豊富な話題を提供してくれると思います。どうぞご期待下さい。
●開催場所
朽木公民館大ホール(滋賀県高島市朽木市場792)
●研修の日程
【第1日目】2026年10月15日(木)12時から13時集合
13:00 開会セレモニー
開会挨拶(今城高島市長、上山康博ファームステイ協会理事長)
問題提起 ―グループ・デスカッションに向けてー(東洋大学名誉教授 青木辰司)
13 :30 実践地域現状報告
14:00 グループ・ディスカッション
ファリシテーター:本田節、養父信夫、泰永幸枝、田村隆雅、菊池新一、田中滋子、丸山裕治、谷口良一、三谷久美子、民長沙織
17:00 終了
18:00 交流会開始
20:00 終了(それぞれ宿でも交流)
【第2日目】 2026年10月16日(金)
9:00 朽木公民館集合 大ホール 集合
9:05 10チームのファシリテーターから報告
「グループ・ディスカッションから見える課題と取り組み方・考え方」
10:00 コメント・提言
①郷土史研究家 石田 敏氏 「農泊と鯖街道(歴史・文化の必要性)」
②龍谷大学法学部教授 牛尾 洋也氏 「農泊と地域資源保護の観点から」パブリックの概念等(仮)
11:00 休憩
12:15 総合討論
12:30 終了 昼食(鯖缶カレー予定) ※朽木日赤奉仕団有志
13:00 現地解散
●参加費
・大会参加費 3,000円 (16日(金)昼食 鯖缶カレー付+1,000円 計4,000円)
・現地交流会費 5,000円
●申し込み
下記の申し込みフォームにて受付中!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdkCTvEj4gAw9EIwGnvqzSCkZoS4rTGQ6sve8xPwpYRdGVevw/viewform
先行申込期間:9月1日(月)~9月15日(月)
定員:先着75名
●主催
鯖街道グリーンツーリズム推進協議会
(協賛:(一社)日本ファームステイ協会)

