【中濃地域】農泊出前講座in八百津
八百津の資源&人のつながりを活かした 町づくりをみんなで考える会
10/15~16の2日間にかけて、八百津町にまちづくりストーリーメイクのプロ、中村功芳さんをお招きし、”八百津の地域づくりについて考える会”を開催しました。
岐阜県内、愛知県、千葉県や埼玉県からも足を運んでいただき、2日間で延べ30人ほどの方々が参加されました。
1日目「まちづくり実践講座」の会場は、八百津町久田見にある「cafeあおやぎ」さん。
小説家の池井戸潤さんが久田見出身ということで、たくさんの本やドラマ「ハヤブサ消防団」で使用された衣装などが展示されていました。
講座が始まり、まずは参加者の方々に講座に参加した動機、現在おこなっている活動や思いなどをそれぞれに話していただきました。
移住して自分らしい暮らしをしている方、ゲストハウスを始めたい地域おこし協力隊の方、地域の人にまちの現状を知ってもらいたいまちづくり活動をされている方・・・。
そして中村さんとお話しをして、何か楽しそう!と思い急遽参加された方など・・みなさんの色々な思いをうかがいました。
観光資源は何もない?と思われるまちにも、場所や自然、文化、人・・・そこに行かないと出会えない魅力がたくさんあって、その「魅力=宝」に気づき、人々にどう知ってもらうのか、中村さんにお話ししていただきました。
たっぷりと2時間の講座を終えた後は、cafeあおやぎさんにて「アブラゲ定食」をいただきました。
久田見の名物と言えばアブラゲ!ドラマ「ハヤブサ消防団」にも登場しました。
アツアツの鉄板の上で、焼いたアブラゲはカリカリサクサクで、薬味にしょうが醤油とネギを合わせて美味しくいただきました。
はじめましての方たちも、美味しい食事で会話もはずみ、交流を深め合う楽しい時間となりました。
2日目は八百津のまちを歩き、地域資源を再発見する「まちづくりワークショップ」。
まち歩きをする中で気になるもの、おもしろいもの、100人中3人がクスっと笑ってくれるようなものを写真におさめ、共有する「#ナカソン」を行いました。
みなさんどんなステキな宝物に出会えるでしょうか!?
古いカンバン、側溝の位置、3つ並んだバス停、建物に埋め込まれた形になっている自動販売機・・・。
普段意識せずに歩いていると、見落としてしまうような、まちに潜んでいるお宝がたくさん見つかりました。
そして、地域の方々とのおしゃべりもまちの魅力。
ここに”会いたい人”がいるから、”行きたいお店” があるからと、まちへ足を運ぶ。
「おすすめのランチのお店ありますか?」「近くだと三勝屋さんの中華そばおいしいよ!」
「また来やぁねー」「また会いに来るねー」
そんな会話を耳にしました。
こんな場面が、まちのあちこちに広がっていくと、ますます魅力のある地域になっていくのだろうと感じました。
楽しいまち歩きが終わり、「まとめの座学&座談会」で2日間のまとめに入ります。
参加者のみなさんは、
「自分の地域へ帰ったら、どんなお宝があるか探してみようと思います!」
「地元八百津の魅力をもっとみんなに知ってほしいです!」
「大人たちが必死にナカソンに夢中になってる姿、可愛かった!」
「肌から感じるこのまちの良さに感動しました!」
など、思い思いの感想を述べていただきました。
大掛かりなことをしなくても、今ある資源でまちの魅力を発信していく。
気づいていないだけで、気づこう・探そうと意識を持てば、地域の宝はどれだけでも見つけることができる。
それが一人よりもみんなで探すことで、たくさんの魅力を引き出せることになるのだろうなと、今回講座を受けて感じました。
全ての講座が終了し、ファミリーセンター1Fにある「喫茶レストラン ナンテン」の名物「ダムカレー」でお腹を満たしました!
唐揚げは「岩」、ブロッコリーは「山」、串カツは「橋」・・・と設定があったり。
ご飯の間にあるチクワを抜き取るとカレーが放流されたり、おまけでダムカードが付いていたりと食べる以外にもたくさん楽しませていただきました!
今回、講座へご参加いただきましたみなさま、どうもありがとうございました!
そしてこの勉強会を進めるにあたり会場準備や現地調整などご協力いただきました後藤さん、大変お世話になりました!
八百津にある数々のステキなお店ご紹介いただきありがとうございました。
無事に開催でき感謝申し上げます。