体験記

【中濃地域】味噌づくり体験

味噌の仕込みに適した、寒い季節がやってきました!
「時期的にも場所的にもとっても寒いので、暖かい格好で来てください!」とのことでしたので、しっかりと防寒対策をして会場へ向かいました・・・が、車を降りると2月とは思えないほどのポカポカ陽気。
”暖かい”というより”暑い”と感じるほど。着こんできた上着を次々と脱いでいきます。

会場は、八百津町潮見にある「ゲストハウス山王」。
築100年超の古民家をリノベーションし、味噌づくりや梅干し作りやBBQなど里山暮らしが体験できる宿です。

ゲストハウス山王の看板
築100年越えの古民家

今回は八百津町内や瑞浪市、そして愛知県からは名古屋市や瀬戸市などから、12名の方々が参加されました。

体験に使用する大豆とお米は、地元産で無農薬・無化学肥料のもの。
その大豆を、数日前から24時間以上水につけ、大鍋で約4時間煮こみ、あとは潰していくだけの状態にあらかじめ準備をしていただきました。
そして、この大豆をみんなでミンチ状にしていきます。

無農薬栽培の大豆

大豆をミンチ状にします

大豆をミンサーに ”入れる係” と ”回す係” 、2人一組で呼吸を合わせておこなっていきます。
「結構疲れる~」「体力には自信アリ!」「大豆のいい香りがする~」とみなさんの楽しそうな会話が聞こえてきました。
天気にも恵まれ、野外でおこなう作業はとても気持ちが良かったです!

大豆を引き終え、いよいよ味噌仕込みスタート!
塩とこうじをよく混ぜ合わせ、そこへ大豆を加えてさらに混ぜ込んでいきます。
味噌やお酒を仕込む際、美味しく出来上がるように、歌を歌いながら仕込みの作業をする地域があるそうで、言葉や気持ちの波動で味も変化するんだねーと「おいしくなーれ、おいしくなーれ」と言いながら、みなさんで仕込みました。

その後、空気が入らないように容器へ移し、作業は終了!
終わった後の手は、ほんのりと大豆とこうじの香りがして、しっとりスベスベでした。
思わぬ副産物♪

味噌は、仕込みの数日前から豆を水に浸し、煮込み、それから柔らかくなった豆をつぶし、塩とこうじを合わせて1年以上寝かせてやっと美味しく食べられます。
時短やタイムパフォーマンスなど、早くて効率的にできることとは真逆の ”時間をかけて”、”手間をかけて” の作業が必要です。
黙々と行う作業も、今回は大勢でワイワイと行うことができて、とても楽しかったです。
にぎやかな雰囲気の中「おいしくなーれ」と声を出し、気持ちを込めて仕込んだ味噌。
1年後どのような仕上がりになっているのか、、、とても楽しみです。

講師の宮澤さん、山のがっこうの後藤さん、準備や当日の進行、丁寧なご指導、ありがとうございました!

次回は、2月24日(土)「なちゅれ」にて味噌仕込み体験ができます。
詳しい内容は下記HPをご覧ください!

https://gifuina.com/inaka_experience/p-10140/


施設情報

ゲストハウス山王

住所:岐阜県加茂郡八百津町潮見676
電話番号:090-7864-8559
メール:tsubaki@md.ccnw.ne.jp
Instagram:https://www.instagram.com/yamasemiya/

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