体験記

【飛騨地域】おっぱら自然体験センター

「おっぱら自然体験センター」は平成13年度に廃校となった「大原小学校」を改修し、宿泊可能な自然体験施設として生まれ変わりました。
こちらでは、大自然と文化を生かした、川遊び・魚つかみや野菜の収穫、熱気球搭乗など多くの自然体験をおこなっています。

今回は年齢を問わず人気のある「砂金採り」体験に挑戦しました。
あまり知られていませんが、大原(おっぱら)には古くから砂金があり、鎌倉時代には砂金の採取が行われ、昭和初期まで操業されていました。

コロナの影響で近年は中止されていますが、毎年開催している「砂金採り選手権大会」は、地元の方以外にも東北、関西、九州から多くの方が参加されています。

砂金採りは見ていると簡単そうですがコツをつかむまでは、なかなか難しかったです。
金は重たいので底の深い所の砂をすくいます。
(1リットルのペットボトルに金をいっぱいに入れると19kgほどの重さになるとのことです)

砂が入った器を水の中にいれて、ハンドルを回すように10回ほど回して砂を落とします。
その後、器を斜めにしてさらに余分な砂を落とすと、金が自然と器の一番底にいきます。
この作業を繰り返し、砂が少なくなってきたら金を流さないように、砂だけを振り落としていきます。
ここを適当に行うと、今までの作業がムダになってしまうので慎重に行います。

いくつもの作業を経て、器を見ると金がキラキラと光り輝いています!
とても丁寧に教えていただけるので、初めての体験でしたが金を採ることができました。

今回は屋内での体験でしたが、7~8月の時期は川で砂金採りができます。
(屋内の砂金採りは11月まで体験可能です)

澄んだ空気と馬瀬川の清らかな水。
砂金採り体験と合わせて大原の豊かな自然を思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか?

施設情報

おっぱら自然体験センター

住所 岐阜県高山市清見町大原600
電話 0576-69-2455
ホームページ https://hidayume.com/

体験の内容はこちらをご覧ください

https://gifu-inaka.pref.gifu.lg.jp/area/hida/shizen/221.html

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