【飛騨地域】レールマウンテンバイク「Gattan Go!!」
数日前までは30度を超え、夏の暑さがまだ残っているような気温でしたが、取材当日は12,3度との予報が出ていたので冬物をかき集めて参加しました。
実際、日中は11度とくもり空でとても肌寒い日となりました。
レールマウンテンバイク「ガッタンゴー」は予約も取りづらく、特に初夏や紅葉の時期は早々に予約が埋まるほど、飛騨市で人気のアクティビティです。
2006年に全線廃止となった神岡鉄道の終着駅、奥飛騨温泉口駅から神岡鉱山前駅までの往復6kmを走る「まちなかコース」。
そして2018年にオープンした旧漆山駅から旧二ツ屋駅の往復約6.6km、スリル満点の「渓谷コース」があり、今回は「渓谷コース」を体験しました。
受付や検温、消毒を済ませ、ヘルメット・安全ベルトを装着しスタートです。
10組ほどの参加者が20メートル間隔で出発します。
レールの上を走っていると、レールのつなぎ目で「ガッタン、ガッタン」と直に振動が伝わってきます。
そして、木々の緑が生き生きとしていて、目を奪われます。
森の中を抜けると視界がひらけ、橋の上を走行します。
スリル満点!空気感が変わります。そして川の水の美しいこと!!
エメラルドグリーンで澄みきっていて、キレイすぎて感動します。
そして橋の上は、思わず「さむ~~ぅ!!」と叫んでしまうほど風が強くて冷たかったです。
トンネル内はひんやりしていて、真っ暗で先が見えない!
「ガッタン、ガッタン」とトンネル内に音が響きわたります。
出口に近づき、明るくなってくるとホッとします。
帰りは下りで、行きよりもスピードが出てジェットコースター感もあり、さらに風を強く感じました。
線路の横に残り何キロと表示がしてあり、ゴールが近づいてくるともう終わってしまうのか・・と、もう少し走りたい気持ちになりました。
紅葉にはまだ早く、気温も低く、天気もどんより曇り空でしたが、雨が降ることもなく、自然の中で解放感や爽快感を味わうことができました。
森の中、橋の上、トンネル内、行きと帰りとそれぞれ違う景色を見ながら終始楽しめます。
”列車が走っていたレールの上を自転車で走る”という、日常では味わう事のできない、ここでしかできない貴重な体験でした。
自転車は電動アシスト付きなので負担も少なく、またスタッフの皆さんは明るく、安全管理も徹底していてるので安心して楽しむことができます。
「渓谷コース」の今年の運行は11月27日までとなります。(「まちなかコース」は11月23日まで)
これから紅葉の時期ですので、山が色づきとても素晴らしい景色に出会えることでしょう。
施設情報
レールマウンテンバイク「Gattan Go!!」
住所 岐阜県飛騨市神岡町東雲1327-2
電話 090-7020-5852 AM9:00 – PM5:00 (水曜定休)
ホームページ https://rail-mtb.com/