体験記

【西濃地域】柿渋染色体験

日本三大柿渋の一つにも数えられていた岐阜の美濃渋。
昭和40~50年代をピークに多くの地域で盛んに作られていましたが、現在県内で柿渋を作っているのは2軒のみ。
その伝統を守りつづけている揖斐郡池田町にある柿渋工場で、柿渋染めの体験をしてきました!


主な体験メニューは「柿渋染め体験」と「壁の塗装体験」。
染める生地は、岐阜の柿渋応援隊と各務原の織物屋さんと共同で開発しているオリジナルの生地を染めていきます。

オリジナル生地を選びます
生地選びに迷います

柿渋のかたまり

かたまりが入らないようにこします

各自で用意した洋服やタオルなどと、最初に選んだオリジナルの生地を染めていきます。

柿渋染め1
柿渋染め2

鉄材を入れて染めます
みんなで染め作業

生地を染めた後、乾かしている間に、現在作成中である柿渋製造工程の資料館の壁を柿渋で塗装していく体験をさせていただきました。

資料館で説明を受けます
たくさんの樽

塗り方のコツや注意点などアドバイスをもらい塗っていきます。
昔は家を建てる前に木材に柿渋を塗っていたのだとか。

最後に、柿渋が保管されている倉庫へ案内していただきました。
高いところからタンクの中を見せていただき、1年経ったもの、3年経ったものを見比べました。

たくさんのタンクが保管されています
タンクの中に入るという貴重な経験

染めて、洗い流し、乾かして、壁に塗装をし・・と内容盛りだくさんであっという間の2時間でした。
難しい技術も必要なく、初心者でも簡単にできる作業です。
染め方によってムラが出ていたりして、それがまたなんとも言えない味となり、オンリーワンの作品が出来上がりました。

こちらでは4月~11月の毎月土日の1回柿渋講座を開催しています。
(夏は柿渋用青柿の収穫体験となります)
詳しい内容は下記へお問い合わせください!

体験名

柿渋講座

開催日時

4月~11月の毎月土日の1回
・10時から12時
・13時から15時

費用

3,000円(内容により変更有り)

定員

5名様

服装・持ち物

長靴、ゴム手袋、汚れてもいい格好でご参加ください。

団体情報

岐阜の柿渋応援隊

担当:金子 悟
連絡先:090-7225-9606
Facebook:https://www.facebook.com/gifu.no.kakishibu.ouentai

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